Psensorとは、UbuntuがインストールされているPCのハードウェアセンサーの温度を監視するツールです。
Psensor | wpitchoune http://wpitchoune.net/blog/psensor/
バージョン | インストール方法 | 起動方法 |
---|---|---|
psensor 1.1.3 | Ubuntuソフトウェアセンターから「psensor」で検索して起動 | Dashホームから「psensor」で検索して起動 |
暑い季節になってくると気になるのが、使っているPCの温度です。
さすがに冷房の効いた屋内なら、オーバーヒートすることは無いとおもいますが、それでもPCが高温になると、誤動作や故障の原因にもなります。
Unityパネルのインジケーターと、グラフが表示されるメイン画面の2つで、CPUやハードディスクなどのハードウェアの温度を監視できるのが、Psensorです。
PsensorではCPUなどのセンサーとして、コマンドラインのハードウェアモニタリングツール「lm-sensors」を利用します。
Psensorとは別に、lm-sensorsをUbuntuソフトウェアセンターからインストールしたら、端末から以下のコマンドを実行して、ハードウェアセンサーを検出しましょう。
$ sudo sensors-detect
コマンドを実行すると、センサーのスキャンについていくつか質問されるので、プロンプトに戻るまで「YES」or「yes」で答えていきます。
検出が終わったら、正常に温度が表示されるかセンサーの動作確認をしましょう。
$ sensors
「coretemp-isa-0000」以下の部分がCPUの温度です。複数のコアがある場合は、コアごとの温度もわかります。
Psensorを起動すると、パネルにインジケーターが表示され、グラフを表示するメイン画面が開きます。
グラフを表示したい項目の「Graph」にチェックを入れれば、時間経過による温度変化が表示されるようになります。
それぞれのセンサーの詳細は、「Sensor」メニューから「Sensor Preferences」を開いて、「Details」タブで確認できます。
また、Ubuntu起動時にPsensorを自動起動するには、「Sensor」メニューから「Preferences」を開いて、「Startup」タブにある「Launch on session startup」をチェックしておきましょう。
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